12月報

いよいよ年の瀬と相成りました。皆様いかがお過ごしでしょうか。

研究室からも人影は消えておりますが、各自研究会や修論、卒業設計の完成に向け全力を注いでおります。

当研究室では、今年も皆様からの多くのご支援を賜り精力的な活動を行うことができました。改めて厚く御礼申し上げます。

特にOBの皆様におきましてはぜひその成果を2月の発表会でお聞きいただきたく思いますので、改めて建築史研究室HPのお知らせをご参照ください。

それでは皆様、良い新年をお迎えください。来年も当研究室をよろしくお願いいたします。

修士1年 亀田康平

11月報

みなさまご無沙汰しております。
今年は暖冬とのことで、昼などは未だ気持ちのいい秋晴れのような日も多いですが、夜にもなると冬らしい冷え込みも垣間見えいよいよ今年も終わりに近づいているのだなと感じる今日この頃です。

11月の頭にはいよいよ卒論生の卒論最終発表会が行われました。論文本文はもちろん、プレゼンテーションにも妥協なく準備を行いました。発表前日は卒論生だけでなく修士生も一緒に泊まり込みで発表練習に取り組んでいました。各々自分にとってどれほど満足できる内容に仕上がったか違うのでしょうが、今年も個性豊かな24編の卒業論文が無事製作されました。研究に協力していただいた皆様、また研究室を応援してくださる皆様、改めてありがとうございました。

卒論がひと段落すると、次に待っているのは修士論文の中間発表会です。これを経て、多くの修士二年生が現在修論製作に向け本格的な作業に取り組んでいます。詳しくはまたこちらのブログから報告させていただきます。

また、建築士研究室には共同研究会という、有志の学生で共通のテーマを研究する会が複数組織されていますが、こちらも今年度のまとめに向けそろそろ慌ただしくなり始める時期です。二月の上旬には研究室OBもお呼びしての研究発表会を開催しますので、どうぞ奮ってご参加ください。詳しい日程などは公式HPに掲載する予定です。

それでは今後とも建築士研究室をよろしくお願いいたします。失礼いたします。


写真:卒論発表会前夜の様子

文責
修士一年 亀田 康平

10月報

夏季休みを経て前回からかなり間の開いた更新となりました。皆さまご無沙汰しております。
さて、実質的に後期の始まりである10月は、同時に学部4年生たちの卒業論文執筆のラストスパートの最も慌ただしい一ヶ月でもあります。(早稲田大学建築学科では冬に全ての学部四年生が卒業設計に取り組むため、11月の上旬には卒業論文の提出期限が設けられる研究室が多いです。)

今年も研究室にほぼ泊まりがけで作業をする学部4年生と、自らの研究と並行してそれに付き合う修士生以上の学生が研究室で七転八倒する光景が毎日のように見られました。日増しに参考文献と差し入れで机上が荒れていく様は、奇妙にも思われますがお祭り騒ぎのようでもありました。

ずっと続くかのような忙しい日々ですが、11月にはいればすぐに発表会。終始一年生の私も、昨年の今頃論文がなんとか完成し発表をやり遂げた瞬間は学問を研究する喜びの一端を実感したものです。息つく間もない日々が学部4年生たちの今後の糧となる喜びに変わることを祈りつつ、10月報とさせていただきます。

次第に寒さも増し、寒暖の差が激しくなるこの頃、皆様もどうか体調など崩されませんようご自愛ください。

M1 亀田

7月報

猛暑が続きますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。

いよいよ前期も締めくくりの7月となりました。研究室では卒業論文修士論文、ゼミや研究会の中間報告で連日多くの学生が各々の活動に精を出しています。

また、8月の実測調査に向けての準備も進行中です。研究室ホームページでも詳細をお知らせしていく予定ですので、どうぞご覧ください。

上半期も建築史研究室を応援いただきありがとうございました。まだまだ猛暑は続きますので、どなた様もご自愛ください。簡略となってしまいましたがこれにて失礼いたします。

M1 亀田

6月報

いよいよ今年も暑くなってきましたね。その暑さにも負けず建築史研究室での6月は様々なイベントがあった一ヶ月でした。

論文執筆と並んで欠かせない小岩研究室での活動の一つが建築物の実測調査です。夏期休業中の本格的な調査に向けて主に学部四年生向けの調査練習が行われました。実は昨年は猛烈な雨に見舞われ非常に調査が難航したのですが、今年度のB4生は猛烈な日差しに見舞われることとなりました・・・。夏期休業中の過酷な実測調査を思えばいい練習になったのではないでしょうか(下写真)。

また一番の目玉はやはり研究室旅行でしょう。多くのメンバーが参加し、様々な文化的価値を持つ建築群を周りました。普段多く接する機会のないメンバー同士の親交も深まったようです。見学地としては富岡製糸場、競進社模範蚕室、金鑚神社、日本煉瓦史料館・旧煉瓦製造施設、妻沼聖天山を訪れました。詳しくは小岩研究室ホームページをご覧ください。写真の公開も行っています。

個人的には、埼玉県熊谷市妻沼聖天山本殿「聖天堂」の見学をしていた時少し大きな地震があったことが印象に残っています。我々が研究に専念できるのはいうまでもなくこれらの素晴らしい遺構が残されているからです。歴史研究に携わるものとしてそれらが残されていることを当たり前に思ってしまってはいけないと感じました。
   

暑い日が続きますがどなた様もお体に気をつけてお過ごしください。

M1 亀田

5月報

連休が終わればいつもの慌ただしい日々が戻り、5月もいつの間にやら終わりを迎えようとしています。
世間では五月病が心配される時期ですが、研究室の面々は徐々に新体制にも慣れていきたか日々元気に活動しております。

卒論生は第一回卒業論文の中間発表がありました。今年の卒論生は自らのテーマに対する思い入れが強いようで、既往研究などこの時期からよく読みこんでいるものが多く見られます。彼らがこれからどんな方向に向かっていくのか、指導するこちらも楽しみです。

また、研究室全体では夏期の調査について少しずつ詳細が明らかになってまいりました。
今年は
墨田区隅田川神社
墨田区小林家住宅
目黒区民芸館 長屋門
の3件について主に調査を行っていきます。

調査をするだけでなく、それを報告書の形で残すものもありますので、研究室一同一つ一つの作業に責任と充実感を感じながら調査に当たっていきたいと思います。

M1 亀田

4月報

年度始めの喧騒も一段落、建築史研究室も連休を迎え束の間の穏やかさに包まれています。
閲覧者の皆様お初にお目にかかります、今年度ブログ執筆を担当いたします小岩研究室M1の亀田です。一年間どうぞよろしくお願いいたします。

今年度も非常に意欲的かつ個性的な卒業論文生(B4生)たちが新たにメンバーに加わりました。毎年建築史研究室で主催している京都旅行をきっかけに入室を決定したという話も多く聞き嬉しい限りです。慣れないレジュメ制作や研究テーマ設定などに悪戦苦闘しながらも着々と卒業論文制作の準備をはじめています。我々研究室の上級生も初心を忘れぬよう努めていきたいものです。


写真:今年度小岩研究室B4生
今年度もよろしくお願いいたします。

M1 亀田